かかとの歪みというのは、踵と足首の骨の位置が前後や左右に崩れること言います。体重を支えるためには、足底・足首の骨・すねの骨・太ももの骨・骨盤・背骨・頭と骨がバランスよく積み上がることが大切ですが、踵の骨が歪むと、上に続く「すねの骨」も崩れて、本来とは違う場所で腰や膝を支える事になります。このバランスのゆがみが全身に影響するのです。
足を構成する骨は片足28個で、55の関節が有り、全身の1/4以上の骨が足にあるわけです。足首の骨は、一辺が3cmと小く、筋肉が付着していません。そのため、ゆがみの認識が難しく、一度歪むと自力では元に戻れないという特徴があります。
かかとの歪みを起こす原因は筋力の低下で、足底筋が弱くなり扁平足になると、足のバネ機能が低下して、アーチが崩れることで足首の骨が歪む原因となります。運動不足や歩行習慣が減った今だからこそ、整足テーピングで足の強化をしませんか?